ほっとけない 世界のまずしさ 2

先ほど、ほっとけない 世界のまずしさキャンペーン や、The ONE Campain を、気に入らないと書きました。もう少し調べてみましたところ、私、勘違いしていたかも知れません。いえ、当該サイトの理屈や手法がお粗末だという部分に関しては、撤回しませんが、当該キャンペーン自体もろくなもんじゃなかろーと思っていた部分は、撤回せざるをえないようです。まず、今回の G8 サミット について調べるべく、英国大使館のページをあさりました。グレンイーグルズサミット 2005に、6月6日に大使公邸で催された「G8サミットにおけるアフリカと、アフリカ支援」に関するセミナーのスピーカーに、
(スピーチ順)森 喜朗 前首相アグネス・チャン 日本ユニセフ委員会大使イアン・ピアソン 英国外務省/貿易産業省 貿易担当国務大臣 スピーチ内容 >>川口順子 首相補佐官リナ・モホロ アフリカ委員会委員、ボツワナ銀行総裁林 達雄 アフリカ協議会代表理事、「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーン 実行委員
とありました。どうやら林 達雄氏なる人物が、中心人物の一員であり、氏は、アフリカ協議会代表理事でもあるらしい。で、ググってみました。で、出会ったのが、下記URLhttp://www.arsvi.com/0w1/hystto.htm是非、通読をお勧めしたいです。このページの内容の一部を引用します。
 私たちは日本からどのような応援や参加ができるのだろうか?私は3つの可能性をこのミーティングで提案してみた。ひとつめは、2月のWTOミニ東京会議に向けての行動である。南アの治療計画を実現するためには、薬に対する強制特許など、特許緩和措置が使いやすくなることが鍵となるからだ。二つめは、日本をはじめとする先進国が2国間援助ではなく、世界基金にお金をもっと入れることである。世界基金は、途上国への治療を促進するし、何より当事者・実践者たちにとって使いやすいものだからだ。そして、最近の日本の2国間援助は米国に負けず劣らず戦略性が高い。テロ防止などの交換条件を途上国に課し、エイズを含む社会開発を進める上での新たな足かせとなりうるからである。3つめ、お互いの政府に対して相互にプレッシャーを掛け合うことである。政府というものはときに、自国の市民団体からの圧力よりも外圧に弱いからである。
なるほど・・・こういう話がバックボーンとして存在するわけですね。理解致しました。今回のキャンペーンは、この話に則った一種の「2005年のG8サミットという格好の舞台へむけたイベント」という位置づけなのですね。私、勘違いしておりました。すみません。引き続き、理解に努めます。m(__)m

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