FileMaker でソート順フィールドを見せずにソートされた値一覧を作る方法(基本)
--- 2015/06/16 09:41:05 追記---このエントリは、「FileMaker でソート順フィールドを見せずにソートされた値一覧を作る方法(基本)」です。この方法ですと、ソートされるレコードの数が100を越えた場合(テキストフィールドの索引は最初の100文字という FileMaker の仕様上の制限のため)破綻します。この問題の対策済みの方法を「FileMaker でソート順フィールドを見せずにソートされた値一覧を作る方法(応用)」にアップしました。あわせてご覧下さい。--- 2015/06/16 09:41:05 追記おわり ---すでに、バージョン 13 だというのに、FileMaker において値一覧だけは洗練されないままです。値一覧の候補値を動的に扱うためには、[フィールドの値を使用] を選ばざるを得ませんが、値一覧として表示させたときのソート順(並び順)をコントロールするためには、2番目のフィールド(ソート順フィールド) を表示させないことは、FileMaker 標準のオプションではありません。[caption id="attachment_1095" align="alignnone" width="300"]
標準の値一覧(ソート順フィールド値が表示されしまっている)[/caption][caption id="attachment_1101" align="alignnone" width="183"]
ソート順フィールドの値が表示されず、かつ、正しいソートで並んだ値一覧[/caption]このニーズは、BOM(Byte Order Mark)をソート順の数分だけ繰り返したものを、表示させたいフィールドの頭に付けた値が入るような計算フィールドを作成し、その計算フィールドを、値一覧の2番目のフィールドとして定義してやることで解決します。※ 先日(2013/12/21)の FM-Tokyo の LT 、先週(2013/12/28)の FM関西などで言及したものです。サンプルファイル と、具体的な手順をアニメGIFにしたものを置いておきます。(下の画像をクリックすると、Animation GIF が開かれ、手順が動画で見られます)[caption id="attachment_1096" align="alignnone" width="300"]
サンプルファイルのカスタム関数ふたつを自分のソリューションファイルにコピペします[/caption][caption id="attachment_1097" align="alignnone" width="300"]
ご自分のソリューションファイルの、値一覧用テーブルにソート用の計算フィールドを作成します。[/caption][caption id="attachment_1098" align="alignnone" width="300"]
ご自分のソリューションファイルに値一覧を定義します。[/caption][caption id="attachment_1099" align="alignnone" width="300"]
値一覧をセットしたいフィールドのあるレイアウトで、そのフィールドに値一覧をセットします。[/caption]
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