携帯カンニング事件について思う
再発防止…会場で、携帯が使えなくすればすむので、必要なだけジャマーを設置する…以上解決。マスコミの加熱…バカなのか、わざとなのか…『「頭の良い協力者」の知り合いがいなくても、できるカンニング法』という一点が、従来のカンニングと違うだけのこと。それ以外は、「新手」でもなんでもない。マスコミは、よほど、世論誘導の方向性に関するイニシアチブを持ち続けたいのですねぇ。一般社会とネット社会の常識のずれ…なんて言ってますが、常識なんて、立場や個性によって「ずれるもの」です。車社会になって、「交通ルール」や「交通道徳」が必要になったように、ネット社会でのリテラシーを持たずには生活できなくなってきているのは自明です。「携帯で撮影した画像をOCRでテキスト化して、Yahoo知恵袋に投稿したにちがいない」とかぬかしていた自称専門家がテレビに出ていました。A) シャッター音を消さなければならないB) 民生の日本語OCR技術はまだまだミスが多いC) 問題用紙全体を写すには、そうとう「目立つおかしな格好」をしなければならないしまいには、「協力者が…」とか言い出すのを目の当たりにすると、もー、バカかと…ね、面倒すぎるでしょ?今どきの高校生なら、片手でガラケーで問題を入力するくらい簡単にできるわけですから。ジャマーの件も、写メじゃなくて手入力じゃね?って件も、普通に考えて、最初に思いつかないのは不自然。よっぽどマスコミがバカなのか、もしくは…「ね!すっげーでしょ!怖いでしょ!ネットって生活を脅かす存在なんだよ!」と問題を事実以上に大きく見せたかったのか。手口のすべてを殊更に『ハイテク』にする必要があったのか。(手入力じゃ、アナログだから、画像 > OCR > 自動投稿 というシナリオに持って行きたかったのか)ま、んなこたどーでもいーけど、色々そのあたりのこと考えていたら、妄想が膨らみだしたので、メモ。そもそも、「学ぶ気持ちがない」のに大学に入るヤツが多すぎる。人間、自分の属性を一言で表す「立場」ってのがないと心の据わりが悪いものだから、たんに「学生」という「立場」が欲しくて受験するヤツが多い。就職難の今の社会に身を投じるには、一抹も二抹も不安がある。受験生という立場からも解放されたい。そんな動機で大学に入る。腹も減っていないのに食堂に入るようなものです。「高校を卒業したら、大学に入る」のが「ディフォルトの選択肢」になっていること自体がいけないのかも知れません。「高校を卒業したら働く」のが当たり前にしてしまえばいいのかも。大学は、社会人としての実務経験が3年以上無いと受験できないようにしてしまう。ひとりひとりの教育について・何を勉強するために・どこの大学に入って・何を学び・仕事や生活や人生にどう生かしているかのログを残し検証する仕組みを考えるべきではないかと思います。大学へは、入社した企業や、社会が応援して、本人が学費を支払う。そしたら、親が「子供を一人産むと、成人までに x千万円かかる」とか考えるときの額だって減る。少子化対策にも少しは役立つかも。初任給は、低くて良い。そのかわり、入社3年後には、本人の希望で、大学で勉強させる学費は、会社(もしくは社会ちうか国)が援助することにすればいい。会社に対しては、「就業人数の何割以上の人の学費を出す」のと「企業の売上の何%以上は、教育費にかける」のとの両方を義務化させる。卒業して、学んだことをどう仕事や人生に行かせているかもログをとる仕組みが必要。大学の教育内容の実態については、学生が評価することにして、社会的に広く公開する。…あ、仕事しなきゃ。
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